導入の決め手(という名の言い訳)
RealForce RC1(US 45g)を購入してしまいました。
ここ最近思った以上に文字入力する機会が増えており、パンタグラフ式による指周りへのダメージが結構辛く、導入に踏み切ってしまいました。という言い訳です。
以前RealForceのJIS配列を使っていたのですが、Photoshopを本格的に使い始めてからUS配列へ移行したため疎遠になってしまいました。
今回RC1を導入した決め手の一つに、(RealForceとしては)軽量で持ち運べそうというのがありました。
はい、もうおわかりですね?尊師スタイルです。
タイプスティックスはいいぞ
というわけで、尊師スタイルをやりやすくするために同時に「タイプスティックス」というツールを導入しました。これはノートPC上に置く2枚のプラ板で、この上に外部キーボードを置くことでノートPC側のキー入力を物理的に防ぐことができるというツールです。
これが非常に良いです。恐らくMacBookで使うことを想定して作られているのですが、現在サブとして使ってるThinkPad P16vというテンキーが付いたモデルでも、キーの間隔がMacBookシリーズに近いため問題なく使えます。

初めはベタおきしてたのもあり手首が痛くなりやすかったのですが、キーボードの脚を立て、タイプスティックス上に脚を乗せる形にすることで、トラックパッド横のスペースを手首休憩所と出来て、長文もストレスなく打鍵することが出来るようになりました。
この文章も全てRC1にて入力していますが、淀みなく打てています。問題はホームポジションに手を置いたまま思考する癖があるので、その際に特定のキーを連打していることがよくあります。
これも慣れるか設定を詰めればある程度解決出来る問題なので、暫く使ってみてという感じですね。
押下圧45gは無難な選択
前回は変荷重タイプでしたが、RC1は悩んだ末押下圧45gにしました。
近年はNuphy Air75(赤軸40g)の様なロープロファイルやLogiのMX Master Key、ThinkPad等のパンタグラフ式のキーボードを使用してきたので、昔ながらの背の高いキーに移行する際に誤タイプが増えそうで、それに加えて30gという軽さに慣れるのは結構大変かなと。
結果的には2,3時間の使用で慣れ始めているので、あまり気にする必要は無かったかなと思います。
実店舗で打鍵してみると分かりますが、30gとは大分キーの軽さが異なるので、タイピングが正確で長時間タイピングし続けるのが日常的である人は30gを選択した方が幸せになりそうです。
一方自分のような文字入力が仕事のメインでは無い人や、タイピングの精度がそこまでではない人は45gを選んでおくのが無難だと思います。
APC設定
APC設定については0.8mmをベースにしつつ、(物や手の移動で誤入力しがちな)周辺キーや誤タイプしたくないキーは重めに設定しておくことで、打鍵時の抵抗感を感じつつも軽いタッチで入力が出来るようになりました。
Winキーは仕事柄エクスプローラーを呼び出すのに案外使うものの、意図しないタイミングで押してしまうと殺意が湧くイラッとくるので、おまじない程度にここは深めに設定しておきます。
この辺りの設定は使いながら色々と試していきたいと思います。
現状のハマりポイント
唯一の問題点は、ThinkPadにRealForce Connectをインストールしようとした際に何故かexeファイルが実行できなかったことです。
以下の記事を参考に、「Windowsの機能」から「.NET Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)」のチェックを外すとインストール出来ました。
REALFORCEソフトウェアがインストールできない(解決済) – 日曜研究室
デスクトップ機では問題なくインストール出来ていたので、RealForceの問題と言うより自分側の環境依存な問題のような気がします。
また「BT接続が切れた後、キー入力で復帰できない」といったレビューがあったのですが、RealForce Connectの設定で回避できます。
RealForce RC1はいいぞ
打鍵時の音も静かで、打ってて心地よいというか、ノイズが減って嬉しいという気持ちが強いです。
あとはバッテリーを充電式にしてくれたのも嬉しいですね。乾電池とかなるべく持ち歩きたくないですしね。
東プレさんありがとう。
久しぶりのRealForceはやっぱり最高の入力体験でした。